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第2回放送「忘れえぬ初恋」-26.1.12ー(その③) - 軍師官兵衛-NHK大河ドラマ-プラットホーム

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第2回放送「忘れえぬ初恋」-26.1.12ー(その③)

第2回放送「忘れえぬ初恋」-26.1.12ー(その②)から続く

■ おたつとの恋

 おたつ(南沢奈央)は、広峯明神の御師(おし)伊吹善右衛門(尾藤イサオ)の一人娘で、官兵衛の幼馴染です。
 御師というのは、広峯明神に仕え、五穀豊穣のお札を諸国に売り歩く人々のことで、官兵衛の祖父、重隆は、この御師の売り歩くお札に、目薬「玲珠膏」を添えて売り歩いてもらい、財をなしたのでした。
 重隆は武士で、しかもその息子、職隆は小寺家の家老ですから、善右衛門たち御師と官兵衛たちとの間には大きな身分の隔たりがあります。
 それでも、おたつと官兵衛は、お互いに想いを寄せ合い、小さい頃には、おたつに「大きくなったらお嫁さんにしてね」といわれて、官兵衛もその願いにうなづき返したことがあったのでした(ドラマ第1回)。

■ 小屋での出来事

 赤松との合戦を終えて、久しぶりに重隆のもとを訪れた官兵衛は、そのおたつとも再会し、2人で海岸を散歩します。
 歩きながら、おたつがこんなことを官兵衛にたずねます。
 「姫路の若様が、わざわざ御着のお城に出仕なさるのは、要は人質にとられるということなのでしょう?
 官兵衛が答えます。
 「それはそうだが、これも武家の定め。いたし方がないことだ。だが、人質にもいろいろある。私の母も人質として黒田家に嫁いできたが、父に大切にされ、皆にも慕われていた。短い生涯だったが幸せだったに違いない
 それを聞いて、深くうなづくおたつ。
 この2人の会話は、おたつがこれからある決断をする際の大切な伏線になります。

 2人で海をみつめていると、突然雨が降り出し、2人は大慌てで近くの小屋に逃げ込みます。雷雨です。突然大きな雷の音がして、おたつは悲鳴をあげながら、官兵衛の胸にしがみつくのでした。
 「これは、ご無礼を・・・」
 慌てて、その身を官兵衛から離すおたつ。
 そんなおたつを見つめる官兵衛。官兵衛の脳裏に、幼い頃に「お嫁にしてね」といったおたつの声がよみがえってきます。
 官兵衛は、雨に濡れて寒さに震えるおたつの肩を、やさしく抱き寄せるのでした。
 いいですねえ、純情な恋。
 この逢瀬で、おたつは官兵衛の子を身ごもり、しかし、身分差ゆえに一人身を引き、いずこともなくどこか他国に流れていくことに、などという下世話な想像を膨らませるおっさんは、私ぐらいかな?
 そんなことには決してなりません。なんせ、NHKの大河ドラマだもん。

官兵衛とおたつ(小)
(「NHK大河ドラマストーリー 軍師 官兵衛」の挿入写真から)

■ 政職の正室、お紺

 ある日のこと。小寺政職が、正室、お紺(高岡早紀)をそばにはべらせて、庭に飛び交う蛍を肴に酒を飲んでいます。お紺も官兵衛同様、戦国のならいとして、他家から人質として小寺家に嫁いできたのです。
 その席に政職が官兵衛を呼び、こういいます。
 「わしはこれからチト所用があってでかけなければならぬ。官兵衛、そちが今夜はお紺の相手をしてやってくれ」
 勘違いしてはいけませんよ。酒席の相手です。
 「では、お紺、出かけてくる」そう鷹揚にいって席をたち、飛び跳ねるような足取りでその場をあとにする政職。そうです。政職の所用とは、側め(側室)に会いにいくことでした。
 それとしっているお紺が官兵衛にいいます。
 「側めに会いにいきたければ、素直にそうおっしゃればいいのに。こんなトウのたったおなごより、若い側めがいいことぐらいわかっています。」
 答えに窮する官兵衛。
 お紺はちょっと皮肉屋です。
 「人は蛍がきれいというけれど、よくみれば汚い子虫じゃないの」
 お紺も自身が人質の身として、小寺家に嫁いできていることをよくわきまえ、そしてその境遇を諦観とともに受け入れようといているのでした。

 ところで、側めに会いにいくときの政職の足取り。
 歌舞伎によくある、手を前上方にかざして、片足でトントントンと進むような動作をうまく取り入れて、いかにも軽やかで嬉しそうでした。あの演技はきっと鶴太郎の独創だと思いますが、うまいなあと感心しちゃったよ。
 その鶴太郎演じる小寺政職の赤鼻。その由来がわかりました。TVガイド特別編集「軍師 官兵衛」の片岡鶴太郎のインタビュー記事にこうあります。紹介しておきましょう。

 「ところで、私の顔をみて、なぜ鼻が赤いんだ? と思われる方もいるかもしれません。金子さんが山守組組長を演じるときに、鼻をしょっちゅう動かしていた印象があって、私も象徴的に鼻を動かすにあたり、赤いと余計目がいくかなと思って、初日に塗って、それっきり、この顔で演じています。鼻が赤いと、ちょっと間抜けな感じがするじゃないですか。それに、酒を飲んでいるのか、ちょっと神経質なところがあるのか、この人なんなんだろう? ってわからない雰囲気も出る。共演者の方々からもけっこう聞かれましたが、理由は謎のままにしているんですけどね(笑)

 なるほどなあ。あの赤鼻は鶴太郎の独創だったんだ。さすが、芸術家だけのことはありますね。効果てきめんです。

小寺政職(小)
      (「NHK大河ドラマストーリーダイジェスト 軍師 官兵衛」の挿入写真から)

 話がそれてしまいました。お紺のこと。史実上の人物ではありません。政職は、斎(いつき)という病弱でちょっとおつむの弱い子をもうけますが、それが正室の子か、側室の子か、正室の名前はなんだったのか、どこの生まれなのか、まったくわかってはいないのです。
 ですから、お紺は、演出家、前川洋一のまったくの創作です。前出の特別編集のインタビュー記事で、前川洋一はこういっています。
 「このドラマにでてくる女性は、みんな芯が強く、魅力的な女性に描いていますが、なかでもお紺はおもしろいキャラクターになったと思います。家臣として小寺政職に仕える官兵衛と、政職の正室であるお紺とのかかわりにも注目してほしいですね

 話が、官兵衛とおたつのことから、お紺の方にスライドしてしまっていますが、折角なので、お紺のことをもう少し書いておきましょう。

                第2回放送「忘れえぬ初恋」-26.1.12ー(その④)に続く
 




 黒田官兵衛に関する本の紹介

 NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」のストーリー(前半 第1回~第21回まで)がダイジェストで解説された雑誌を2冊紹介しましょう。私も上の記事を書くのに、大いに参考にしています。特にインタビュー記事が楽しいですね。

☆ 1冊目は、東京ニュース通信社発行「TVガイド特別編集 軍師 官兵衛ーストーリーダイジェスト&登場人物詳細関係図ー」(平成26.2月発行)
 ◇ 登場人物詳細関係図 ◇ ストーリーダイジェスト ◇ キャストインタビュー が充実しています。


ストーリーダイジェスト(小)

ストーリーダイジェスト目次(小)

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☆ 2冊目は、NHK出版の「NHK大河ドラマ・ストーリー 軍師 官兵衛(前編)」(平成26.1月発行)
 ◇ 配役紹介&インタビュー ◇ 岡田准一×谷原章介対談 ◇ 前半のあらすじ ◇歴史特集「ドラマの時代」が充実しています。


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