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軍師の門(上)(下) 火坂雅志著 - 軍師官兵衛-NHK大河ドラマ-プラットホーム

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軍師の門(上)(下) 火坂雅志著

◇ 書名   軍師の門(上)(下)
◇ 著者   火坂雅志
◇ 出版社  角川学芸出版
◇ 出版年月 2008年
◇ 著者紹介
 1956年新潟県生まれ。1988年「花月秘拳行」でデビュー。上杉景勝の家臣、直江兼続の生涯を描いた「天地人」が2009年のNHK大河ドラマの原作となった。この作品で「中山義秀文学賞」受賞。著書に「全宗」「黒衣の宰相」「虎の城」「沢彦」「臥竜の天」など多数。

■  章立て拝見

 (上巻)           (下巻)     
 第1章 城盗り        第12章 脱出
 第2章 虚と実        第13章 秘策
 第3章 夏椿         第14章 高松城攻め
 第4章 浅井攻め       第15章 大返し
 第5章 湖国の城       第16章 天王山
 第6章 軍師の条件       第17章 賤ヶ岳
 第7章 風は西へ       第18章 大坂城
 第8章 美濃柿        第19章 四国攻め
 第9章 危機         第20章 新天地
 第10章 心の鬼       第21章 如水      
 第11章 岐れ道       第22章 落陽      
                第23章 わが道

■ あらすじ

 この2人なかりせば、秀吉の天下盗りはなかったといわれる、竹中半兵衛と黒田官兵衛、2人の軍師の交わりや心の触れあいを横糸に、2人の軍師と秀吉の信頼と猜疑、軋轢を縦糸に、戦国時代を駆け抜けた2人の天才軍師の一生を壮大に描ききった時代小説大作。
 上巻では竹中半兵衛の活躍と官兵衛の出会い、そして早すぎる死までが語られ、下巻では、軍師の座と半兵衛の志を引き継いだ官兵衛が、巧みな調略を駆使し敵を下し、秀吉を天下人に押し上げる。そして、秀吉の死後、これまで封印していた天下への野望を関が原の戦いにかける。最後は関が原の早すぎた決着による夢の頓挫が語られる。
 上巻の始まりを見てみよう。あの有名な稲葉城攻略前夜である。
 

 その男、妙な癖があった。
 歩くとき、顎をしっかりと引き、腰を低く落として、ゆらりゆらりと摺るように左右の足を運ぶ。小柄で、その状貌(かお)は女人のごとく柔和だが、身ごなしに一分の隙もない。
 ある人がみれば、「よほど能楽に修行を積んだ者か、さもなくば兵法(剣術)の達人であろう」というに違いない。
 また、座しているとき、奇癖があった。左右いずれかの膝頭を、たえず小刻みに震わせる。「貧乏ゆすり」と人はいうが、そうではない。とっさの闘諍(とうじょう)にそなえ、いついかなるときも迅速に働けるよう、体をほぐしているのである。
 永禄7年(1564年)2月6日。
 その男―竹中半兵衛重治は、いつもの腰をすえた摺り足で、美濃国稲葉山城の大手門をくぐった。

 
 竹中半兵衛は、哲学者然とした純粋な軍略家で、天下への野望はもっていなかったと考える人が多いが、この作品では、天下をめざす野心家の心とその欲を冷めた眼で眺める世捨て人の心を持ち、その野心を秀吉に託す人物として描かれている。
 そして、その心を知った官兵衛はその意思を引き継ぎ、秀吉を天下人に押し上げていくのである。
 しかし、官兵衛にも半兵衛同様、天下への野心があった。天下人となった秀吉にとって次なる敵は身内にこそある。その尖兵となる者は官兵衛だと見抜いた秀吉は、徐々に官兵衛を遠ざけていく。

 書評を読んでいると、読みやすくて一挙に読め、楽しめると評価するものがある一方、単調でおもしろくないと評価するものも目立つ。
 今をときめく歴史作家、火坂雅志さんの作品だからおもしろくないはずはないと思うのだが、まあ、自分で読んでみて評価するしかありませんね。
 私もこの紹介文を書いた後、注文することにします。論評はそのあとで。  

           

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