ダイフルカン

官兵衛の食べていた飯 - 軍師官兵衛-NHK大河ドラマ-プラットホーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

いい記事だなって思ったらポチっと応援をお願いします。

にほんブログ村

大河ドラマ・時代劇 ブログランキングへ

官兵衛の食べていた飯

■ 軍師官兵衛視聴率

 軍師官兵衛の平均視聴率は、第1回が18・9%、12日放送の第2回が16・9%、19日放送の第3回は若干盛り返して18・0%となっています(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
 
 この視聴率は、第1回に関していえば、NHK大河ドラマでの視聴率が至上最低となった一昨年の「平清盛」をやや上回ったものの、弟2回はこれを下回るという、ちょっと心配な出足となりました。

 第3回はやや持ち直したといいますから、このまま右肩あがりにググッとあがっていってほしいものですね。

■ これまで3回の食事のシーン

 ところで、あなたは軍師官兵衛をどんなところに注目して観ていますか。
 いろいろありますが、私は特に戦国時代に武将たちが食べていたであろう食事に着目しています。

 そこで、まず、これまでの3回の放送に出てきた食事のシーンを振り返ってみましょう。

 第1回目ー官兵衛の父、職隆が、妻、いわと官兵衛のことを心配しながら何かを当てに酒を飲んでいるシーン。
 新しもの好きの官兵衛が、厠にいくのを忘れるほど、諸国を歩いている御師(おし)の伊吹善右衛門の話に熱中して、小便をもらすことがたびたびあることを聞いて、職隆がいわにため息をついてこうこぼします。
 「小便たれが嫡男とは・・・情けない・・・
 いわは答えます。
 「心配いりませぬ。あの子は少々変わっているところがございますが、心根の優しい子です
 おちょこをグイっと飲み干して、職隆がいわに一杯酒を勧めます。
 「あまり、飲んではいけないのであったな、ま、一杯だけ
 職隆がいわに酒を勧めるシーンは、当初の台本にはなかったそうですが、職隆役の柴田恭平が特にこのような場面にすることを望んだそう。
 それはともかく、このとき二人の手元には、確かに食器があって何かが盛られていたように見えましたが、それが何かは残念ながらわかりませんでした。

 弟2回目ー政職がお紺と縁側で蛍を見ながら酒を飲んでいるシーン。政職が官兵衛を呼んで「チト所用があるからでかけてくる。お紺の相手をしてやってくれ」そういっていそいそとでかけます。
 政職の所用とは、側室に会いにいくこと。お紺は「隠し立てせず、素直にそばめのところにいくとおしゃればいいのに」とちょっとおかんむり。官兵衛にぐちをこぼします。
 このときも、政職とお紺の手元にはお椀がありましたが、中に入っているものが何なのかはわかりませんでした。

弟3回目ー物を食べるシーンは3シーンありました。
 1つ目は官兵衛の祖父、重隆が、砂浜で魚を焼きながら、おたつをなくして捨て鉢になっている官兵衛をいさめるシーンです。
 「官兵衛、世の中は広い」そう官兵衛を諭しながら、串刺しにして焼いていた魚を「これはうまいぞ。官兵衛、おまえもどうだ」とほうばります。
 あの魚には、尾びれのところに「ぜいご」のようなものがあったような気が。さすればあれはたぶん鯵ですな。

竜雷太

 2つ目は、官兵衛らが堺にいくみちすがら山賊に襲われ、助けてくれた荒木村重に、竹の皮でくるんだ食べ物をおすそ分けするシーン。
 喜んだ村重がこれをほおばって「これはうまい。まんじゅうはおれの大好物だ」といいます。
 けど、これってすこしおかしくない? 道中の昼飯といえば、干飯(ほしいい)かおにぎりでしょう。まんじゅう、それはないぜ。

 3つ目は、堺についた官兵衛一行が、飯屋でどんぶり飯をほおばるシーン。「ああ、うまかった。ではお先に」とお代を払わずにさっさと出て行った村重に、「なんと、あつかましい」と憤る武兵衛を、「まあ、よいではないか」と官兵衛がなだめます。
 このとき、4人が食べていたどんぶりには何が入っていたのでしょう。残念ながらわかりませんでした。

 まあ、私の記憶では、これまでのところの食べ物シーンは以上ですが、ほかにもひょっとしてあったかな?

■ 官兵衛めし

 ところで、当時の武将たちは、平素、どんな食事をしていたのでしょうか。
 昨年末に発行された「歴史発見(平13.12.5 創刊号 学研パブリッシング刊)におもしろい記事がのっているので紹介しましょう。

官兵衛めし

 これは、食文化研究家 永山久夫さんが、普段 官兵衛が口にしていたであろう食事を再現したものです。
 上段左から、ごぼうのみそ煮、鯛の塩焼き、大根のみそ漬け、大根と大根葉の汁
 解説にこうあります。「戦国時代の武将は粗食を心がけ、1日に5合のめしを食べていた。めしだけで2600カロリー。おかずと合わせて計4000カロリーを摂取していた。この膳では、官兵衛の好物の鯛、大根の葉までしっかり使った汁に、煮物と漬物を添えて再現してみた

 次は戦時中の食です。

戦時食(干飯ほか)

 上段左から、芋のくき縄、干飯(ほしいい)、兵糧丸、面桶(めんつう)
 解説にこうあります。「「面桶」とは、今でいう弁当箱。消化のよい白米が鉄則で、ここでは生姜のみそ漬けをのせている。兵糧丸は、そば、小麦粉、玄米、黒ごま、きな粉を酒で練り、蒸してきな粉をまぶす。栄養豊富で小さく軽い携行食。干飯は、玄米を炊いて日干しにする。そのまま食べても水で戻してもよい。くき縄は、里芋のくきを縄に編み、味噌汁で煮て干す。長期保存がきき、刻んで水に溶けばみそ汁代わりになった

 芋のくき縄なんて、ほんとに食えるのだろうかなんて思いますが、どんな味がするのか、一度、口にしてみたいものですね。兵糧丸はなんとなくぱさぱさしてそう。

■ 官兵衛の言行録

 官兵衛がいったことは、言行録としてたくさん残っていますが、食に関しても興味深い話が残っています。
 官兵衛は鯛が好きだったそうですが、あるとき、それを伝え聞いた小禄の者が、白木の折箱に見事な鯛をのせ、官兵衛の元に持参したのです。
 しかし、官兵衛はこれを喜ばず、小禄の者に「これを市場にもっていき、売りさばいて家計の足しにせよ」と諭したのでした(名将言行録)。

 官兵衛は、59歳で死にますが、死に臨んで息子の長政に、形見の面桶を渡し次のようにいったといいます。
 「さて、面桶というものは飯を盛るものよ。上は天子から下は百姓にいたるまで、1日として食物なくしては世に長らうる者はなし。国を富し、土卒を強くする根本一大事は、この飯入れにあり。忘るるべからず」(常山紀談)

■ 官兵衛の赤合子形兜

 官兵衛の兜は「如水の赤合子(あかごうし)」と恐れられました。戦国時代には、いろいろな形の兜がはやりました。当世形兜(なりかぶと)といいます。竹中半兵衛から長政に譲られた一の谷形兜、長政の水牛形兜などなど(形兜のいろいろ→コチラ)。
 できるだけ強くみせるために勇壮なものが多い中にあって、官兵衛のお椀を反対にしたような赤合子形兜(あかごうしなしかぶと)は異彩をはなっています。

kabutomaru2.jpg

 官兵衛は、そのいわれをいい残していないので、どうしてこんな兜を愛用したのかわかっていませんが、ひょっとすると、徹底した合理主義者の官兵衛のこと、本当に戦場で、この兜を用いて物を煮炊きしたのかもしれませんね。

■ 秀吉の湯漬け

 司馬良太郎の時代小説などを読んでいると、秀吉が湯漬けを食べる場面がよくでてきます。中国からの大返しで、姫路についた秀吉は湯に入ったあと、まっさきに湯漬けを食べています。
 柴田勝家を賎が岳の合戦で破って、謹慎している前田利家の居城に赴いたときも、秀吉はこっそり台所に入り、利家の女房、まつに湯漬けを所望しています。
 当時はお茶は高価だったので、お茶漬けは一般的ではなかったのでしょう。武将が戦場で取り急ぎ掻きこむのは湯漬けが一番というわけです。

 ドラマ「軍師官兵衛」でも、秀吉が湯漬けを食べる場面がたびたび出てくるのではないかと、今から楽しみです。

 それはともかく、これから「軍師官兵衛」に出てくる食事の場面。よくよく注意しながらみていきたいと思うのでした。




歴史発見 Vol.1 2014年 01月号 [雑誌]歴史発見 Vol.1 2014年 01月号 [雑誌]

学研マーケティング 2013-12-05
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools





 黒田官兵衛に関する本の紹介

 NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」のストーリー(前半 第1回~第21回まで)がダイジェストで解説された雑誌を2冊紹介しましょう。私も上の記事を書くのに、大いに参考にしています。特にインタビュー記事が楽しいですね。

☆ 1冊目は、東京ニュース通信社発行「TVガイド特別編集 軍師 官兵衛ーストーリーダイジェスト&登場人物詳細関係図ー」(平成26.2月発行)
 ◇ 登場人物詳細関係図 ◇ ストーリーダイジェスト ◇ キャストインタビュー が充実しています。


ストーリーダイジェスト(小)

ストーリーダイジェスト目次(小)

 この本をアマゾンで買おう。
  ↓ ↓ ↓ ↓
[NHK大河ドラマ] 『軍師官兵衛』完全ガイドブック (TOKYO NEWS MOOK 397号)[NHK大河ドラマ] 『軍師官兵衛』完全ガイドブック (TOKYO NEWS MOOK 397号)
ニュース企画

東京ニュース通信社 2013-12-20
売り上げランキング : 4113

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


☆ 2冊目は、NHK出版の「NHK大河ドラマ・ストーリー 軍師 官兵衛(前編)」(平成26.1月発行)
 ◇ 配役紹介&インタビュー ◇ 岡田准一×谷原章介対談 ◇ 前半のあらすじ ◇歴史特集「ドラマの時代」が充実しています。


ドラマストーリー(小)

 この本をアマゾンで買おう
 ↓ ↓ ↓ ↓

軍師官兵衛 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)軍師官兵衛 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版

NHK出版 2013-12-20
売り上げランキング : 118

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


いい記事だなって思ったらポチっと応援をお願いします。

にほんブログ村

大河ドラマ・時代劇 ブログランキングへ


コメント
非公開コメント

いい記事だなって思ったらポチっと応援をお願いします。

にほんブログ村

大河ドラマ・時代劇 ブログランキングへ

トラックバック
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます 
Copyright © 軍師官兵衛-NHK大河ドラマ-プラットホーム All Rights Reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。