■ 大沢たかお
NHKは、2月17日、来年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」のヒロイン、吉田松陰の妹役、「文」を演じる井上真央の2人目の夫、長州の儒学者・小田村伊之助(楫取素彦)役に、大沢たかおを起用すると発表しました(ニュース記事→コチラ)。
大沢たかおは、1968年3月11日生まれの45歳。
NHK大河ドラマでは、これまでに1994年の「花の乱」に、足利義村 役で出演して以来の登場になります。
花の乱といえば、室町時代の女帝、日野富子を主人公とした物語で、1昨年の「平清盛」が、NHK大河史上最低視聴率を記録するまで、堂々の最低視聴率を誇っていたのではなかったかな?
間違っていたらごめんなさい。

■ 大沢たかおの最近の活躍
最近、2008年以降の大沢たかおの活躍〔映画)を、ウィキぺディア(→「大沢たかお」)から引用しよう。
築地魚河岸三代目(2008年6月7日公開、松竹) - 赤木旬太郎 役
ICHI(2008年10月25日公開、ワーナー・ブラザース映画) - 十馬 役
ラブファイト(2008年11月15日公開、東映) - 大木 役 ※俳優兼初プロデュースとして参加
ハルフウェイ(2009年2月21日公開、シネカノン) - 平林先生 役
GOEMON (2009年5月1日公開、松竹 / ワーナー・ブラザース映画) - 霧隠才蔵 役
BALLAD 名もなき恋のうた (2009年9月5日公開、東宝) - 大倉井高虎 役
FLOWERS -フラワーズ- (2010年6月12日公開、東宝) - 真中博 役
桜田門外ノ変 (2010年10月16日公開、東映) - 関鉄之介 役
終の信託 (2012年10月27日公開、東宝) - 塚原透 役
ストロベリーナイト(2013年1月26日公開、東宝) - 牧田勲 役
藁の楯 (2013年4月26日公開、ワーナー・ブラザース映画) - 銘苅一基 役
KANO (2014年月27日公開予定、台湾、馬 志翔 監督作品) - 八田與一 役
風に立つライオン (2015年公開予定、東宝)
最近の映画では「藁の楯」が印象深いですね。藤原竜也扮する変質者の警護を、松嶋奈々子扮する同僚のSPと一緒になって警護する役でした。藤原竜也はあまり変質者っぽくなかったけどね。
「桜田門外の変」では、主人公の関鉄之助役でした。たんたんとした筆運びの映画で、私はどこか物足りなさを感じましたが、さあ、評価はどうだったのでしょう。
「ストロベリーナイト」は竹内結子とのコンビでしたが、この作品は映画にするほどではなかったですね。テレビで十分だったと感じます。
築地魚河岸三代目の大沢たかおはよかったですね。後の映画は観ていないのでノーコメント。
そうそう、忘れていました。テレビでの「JIN」は、大沢たかおの代表作でしたね。共演が「八重の桜」の綾瀬はるかでした。
実際の大沢たかおと綾瀬はるかは仲がよくなかったなんて、ゴシップめいた話を聞いたことがありますが、なんか因縁っぽいものを感じますね。

■ 大沢たかお演じる小田村伊之助とは?
大沢たかお演じる小田村伊之助は、吉田松陰の妹・寿と結婚し、松蔭が江戸に送られる時にはその後の松下村塾を託されます。
明治維新後は、群馬県の初代県令(現在の県知事)として、殖産興業・教育に尽力し、群馬の近代化に寄与。
明治14年に妻・寿が亡くなり、その後、今回のヒロイン、文と再婚、 松蔭の妹2人と結婚した人物としても知られます。
けど、一般にはほとんど知られていない人物ですね。
大沢たかおは、この役柄について「このお話を頂いた時に初めてその存在を知りました。 実際、彼の名は歴史書にもほとんどでてきません。150年前、幕末という時代に登場した多くの英雄たち。
彼らの栄光の陰には、小田村伊之助のように信じられないほどの力で英雄たちを支え、共に激動の時代を生きた人たちが沢山いたという事を知り、歴史とはその時代に生きるすべての人たちによって作られるものなのだと強く感じました」とコメントしています。
土屋勝裕チーフ・プロデューサーは「吉田松陰が『正直者すぎて困る』と評した小田村伊之助に相応しい俳優さんは誰だろうと考えた時に、大沢たかおさんが思い浮かびました。まっすぐで心に響くお芝居を見せてくれる大沢たかおさんに、 この小田村伊之助を演じて欲しいと思いました」とコメントしています。
さあ、地味な役柄のようですが、演技派、大沢たかおに期待したいと思います。
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