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宇喜多直家 - 軍師官兵衛-NHK大河ドラマ-プラットホーム

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宇喜多直家

■ 宇喜多直家という武将

 宇喜多直家という武将がいます。信長の命により秀吉が官兵衛を伴って播州の諸城を攻めた1500年代後半、播磨国(今の兵庫県から岡山県東部)と備後の両国の間、備中国と備前国(岡山県あたり)約20万石を領していた戦国大名です。
 当時は備中国より西に、大大名の毛利家が盤鋸(ばんきょ)し、東から織田信長が天下を狙って西進してきていましたから、備前、備中はその狭間にあって両者にとって要衝の地でした。
 直家も毛利につくべきか織田に加担すべきか呻吟し、当初は毛利につきますが、後、官兵衛の調略を受けて織田方に寝返ります。

宇喜多直家画像

■ 「播磨灘物語」の宇喜多直家

 その直家の評判が、なんとも悪いのです。司馬遼太郎の「播磨灘物語」では、直家はどうしようもない奸物として描かれています。引用しましょう

・・・前略・・・信長は、直家の人柄をよく調べて知っている。直家は徒手空拳から身を起こして、備前、備中、美作という版図を手に入れたが、そのやり方は陰謀と謀殺そして裏切りの連続で、およそ武将らしい際立った姿勢というものを示したことがなく、権力欲以外の理想というものを持っておらず、意気に感じるという体質でもない。
こういう男を調略して織田家に引き入れたところで、毒物を呑みこむようなもので、信長の計算にはまったくあわないのである。
 が、播州の現地にあっては、信長のそういう意思に反して、官兵衛がしきりに対宇喜田工作をやっている。
 官兵衛の対宇喜田工作は、右のように信長の意思に反するものであったが、播州における現地司令官である羽柴秀吉は、
 「わしが責任をとる。大いにやってほしい」
と、官兵衛をけしかけていた。
 秀吉も官兵衛も、岡山の宇喜多直家というのがとんでもない毒物であることを知りぬいており、おおげさにいえば信長がおちおち眠れないほどの危険物であろうことはわかっている。
 秀吉は、直家についてはおおよその噂による人柄しか知らず、その判断は官兵衛にまかせていた。
 かって、秀吉は官兵衛に聞いた。
 「大らかな男か」
と、聞いたのは、たとえ悪党であっても、気宇が大きく、気骨がさわやかで、どこか計算はずれなところがあって一種滑稽感をそそる男なら、それはかならずしも悪党ではない、と秀吉は思ったに違いない。
 「残念ながら」
 そうではない、と官兵衛は答えた。人柄が暗く全身が計算でできているような男で、家来に対しては倫理観を要求するが、当人にはそれがないのか、あるいは入り組んでいて傍からみればないも同然にみえます。また、人から恩をうけても感傷的になるということもなく、さらには計算上必要とあれば、人の為しがたいことを平気でやってのけます、そういう男のように思われます、と官兵衛は答えた。
 「まさか」
 「左様、まさか」
と、両人は同じことをいいあって、同時に笑った。そういう陰湿な功利主義者が、人の大将に推したてられるはずはなく、どこか良いところがあるのではないか、と秀吉がいい、官兵衛も思うのである。が、官兵衛は、そのまさかと思われるような人物が、現実に岡山に存在していることを、認めざるをえない。
 「そのまさかというような人物でござる」
 「しかし、良きところが1つぐらいはあろう」
 つまり、その部分で直家を理解したり、当方としてはその部分で手を握り合いたいと秀吉は思っているのだが、官兵衛をもってしても直家のその部分が見つからないのである。


■ 大河ドラマ「軍師官兵衛」で宇喜多直家は誰が演じる?

 なんともすさまじい奸物として描かれていますね。
 官兵衛の最初の主人、小寺政職を演じる片岡鶴太郎は、プロデューサーから依頼を受けるにあたって、あの仁義なく戦いの山守組長を怪演した金子信雄で演(や)って欲しいといわれたと話していますが→小寺政職役)、金子信雄は宇喜多直家にこそあいそうです。
 宇喜多直家は、物語の前半部で、結構、重要な役回りを担うことになります。
 さて、誰が宇喜田直家を演じることになるのでしょうか。ネクラで狡猾で陰険、裏切りなど屁とも思わず、部下にも蛇蝎のごとく恐れられる男といえば、ビートたけしなんか適役かも。
演じるのはだれなのか、今から楽しみにしておきましょう。

■ 直家の名誉のために

 なお、直家の名誉のために一言。直家は出雲の尼子経久、安芸の毛利元就と並んで中国地方の3大謀将ともいわれますが、一方、家臣のことは大切にしていたともいわれています。
 乙子城主だった時代には家臣とともに耕作に励み、ときには節食して兵糧を蓄えたという逸話が残っているそうです(→ウィキペディア「宇喜多直家」)。
 徒手空拳から備中、備前を領する大名にまで上りつめた男です。どこかに人をひきつけるものがあったということではないでしょうか、きっと。





               

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